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第7話

戦う教室! NEXT 目次へ
監督 前嶋守男 脚本 我妻正義
アバン Aパート Bパート 予告

 ほぼ全編学校を舞台にした異色エピソード。ただし、「スケバン刑事」のように、いづみが別の学校へ潜り込んで事件を解決すると言うスタイルである。 
 冒頭、BGM「IZUMI ROMATIC VERSION」をバックに並んで疾走する恵子と佐織。
 目指すは無論、前回恵子が世話をしたいづみのアパート。
  
 恵子「いづみーっ! よいしょ、いづみ」
 佐織「いづみ先輩」
 チャイムも押さず、いきなりドアを開けて上がり込む二人。
 部屋にはいづみの姿はなく、ロープが張られ、たくさんの洗濯バサミが引っ掛けてある。
 佐織、ロープを触り、「なんですかこれぇ?」
 恵子「あーっ、暢気に風呂なんか浴びちゃってー」

 風呂を浴びる?

 ま、とにかく、浴室にいるんだと、恵子がこれまたノックもせずにドアを開けると、
  
 中にいたいづみが、思い切り頭を振り起こすところだった。
 恵子「わあーっ!」
 髪の長い幽霊でも出たのかと、びっくりする恵子。
 いづみ「○○ーっ」
 恵子「びっくりさせないでよー」
 いづみ「○○○だけーっ!」
 佐織「どうしちゃったんですかー?」
 いづみは風呂に入っていたのではなく、洗濯をしていたのだ。
 驚いて飛びのいた恵子を尻目に、洗濯物を抱えて部屋に戻ってくる。

 ここ、いづみの台詞が聞き取りにくい。
 いづみ「お洗濯だーい好き、シェイシェッイ!」
 洗濯物を抱いて叫ぶいづみ、唐突に中国語が飛び出す。
 恵子「風呂場で洗濯しないで洗濯機買えばいいのに」
 佐織「いづみ先輩、お仕事です、お仕事」
 佐織、いづみを手伝って洗濯物を干してあげながら言う。
 いづみ「仕事ぉ? 事件解決業なんてやらないって言った筈よ」
 恵子「でもねえ、その事件、いづみの追ってる組織と関係あるかもよ」
 恵子の言葉に思わず振り向くいづみ。ここで早くもOP。

アバン Aパート Bパート 予告

 タイトル後、BGMはA-JARIの歌(タイトル不明)に切り替わる。
  
 恵子「いづみぃ、仕事やろうよー、お金入るしさ」
 いづみ「いやっ」
 恵子「洗濯機買おうよ」
 いづみ「洗濯機なんかいらないモン、あたし手で洗うの好きだモン」
 佐織、二人の会話をよそに洗濯物の中にブラを見付け、楽しそうに自分の胸にあてがい、ついで恵子の胸に当ててみる。

 いづみが、手で洗うのが好きと言うのは、謎の組織による3年間の訓練(サバイバル術?)の中で身に付いた属性だろうか。
  
 それを見たいづみ、何故か自分のブラを佐織からひったくったりしないで、自分を守るように胸を抱く。
 で、それを見た恵子は、持っていた服を捨てて、自分も胸に手をやる。

 可愛いけれど、意味不明である。
 そこへ、健がいきなり飛び込んでくる。だから、おめーら、チャイム押せっての。
 健「おい、頼まれた奴、できてる……ぜ」
 学生証のようなものを差し出して喋っていたが、室内の様子を見て固まる。
  
 いづみと恵子、健を見て、それから同時に佐織の持っているブラを見る。
 健も、視線を左右に動かした後、「ははっ」と、なんとなく笑いを浮かべる。

 湯江さん、死ぬほどもてただろうなぁ……。
 まさにもてるために生まれてきたような男だ。
  
 ここで、やっといづみが自分のブラを取って、健の視線から隠すように部屋の奥へ逃げる。
 恵子は、両手を広げて健に掴みかかる。
  
 恵子「もう、いやらしんだからっ」
 健「なんだよ、なにしたってんだよ」
 恵子「変態!」
  
 恵子の剣幕に、目を白黒させる健。
 健「いや、ちょっと、なんだよおまえ、なにしたっつんだよーっ」
 恵子、さすがに振り上げた手を降ろすことはしなかったが、ひったくるように健の持ってきた学生証を手に取り、
 恵子「っとにもう、こんなにいやらしいと思わなかった」
 折角苦労して、偽の学生証を作って持ってきたと言うのに、一言の礼も言って貰えず、変態呼ばわりされる健であった。
 まあ、健の場合、一人暮らしの女の子の部屋にノックもせずに入って来たと言う非はあるけど。
 恵子「いづみ、これ使ってさあ、日曜学校に潜り込んでくれない?」
 いづみ「出来るわけないでしょう!」
 いづみは即座に拒絶するが、
  
 恵子「んなこと言わないでさー」
 佐織「大丈夫ですう、その子立派な不良っ子で、長期無断休校、誰もその子の顔、良く知らないんです。でー、その子の資料、全部いづみさんの写真に貼り替えちゃいましたから」
 佐織の言葉に、思わず振り向くいづみ。
 恵子「大丈夫、いづみのあの力さえ使えば、何があっても簡単だからさ」

 他人事なので、簡単に言う恵子。しかし、持ち込まれる仕事が常に力尽くで片付く仕事とは限るまい。
 いづみ「使わないわ! けしてね。あたしがどんなにあの力を憎んでるか」

 だが、いづみのシリアスな吐露も、佐織には通用しない。
 佐織「いづみ先輩、洗濯機買うんなら、乾燥機欲しいですね!」

 この7話くらいから、佐織の、表面的にはぶりっ子だが、実はかなりのしたたか者と言うキャラが前面に押し出されてくる。

 しかし、今回やたら洗濯機の話が出てくる。スポンサーに家電メーカーがあったのだろうか?
  
 いづみ、結局押し切られ、次のシーンではその問題の学校の外観が映し出される。
  
 日曜学校へ出る生徒たちが、名前付きで出てくる。
 それに、依頼内容を説明する恵子と佐織の声が重なる。

 恵子「今度の仕事は深町信太郎って男の子を守って上げることよ」
 佐織「日曜日の補習授業に通うようになってからおかしくなっちゃったんです」

 村山治を演じるのは、佐藤直幸氏。
 宮園優子を演じるのは、久保田理香さん。
  
 恵子「誰かに戦場に行って英雄になれって唆されてるらしいの。一体誰がそんなことを言ってるのか、そいつの正体を突き止めて、深町君を守ってくれって言うのが御両親の依頼よ」
 佐織「頑張って下さいね」

 田代洋平を演じるのは、岩本宗規氏。「スクールウォーズ」の内田治男を演じていた人だ。
 そして問題の深町信太郎を、保阪尚輝(現・尚希)氏。当時、20才くらいか。

 なかなかムードのあるシーンなのだが、恵子の台詞が親切過ぎて、解明すべき点が「誰が深町を唆しているのか」と言う一点に絞られてしまうのが、とても残念な勇み足。せいぜい、「深町の様子がおかしくなった。その原因を突き止めて欲しい」と言うくらいにしておくべきだったろう。
  
 最後に別人に成り済まして登校してきたいづみを、深町が睨む。まあ初めて見る顔だから当然か。
 いづみは深町を素通りして校舎に向かう。深町も歩き出す。ここでタイトルがにょにょにょと飛び出してくる。

 「戦う教室!」と言うタイトルはキャッチーだが、内容と合ってない気もする……。
 登校してきた生徒は全員ひとつの教室に集められる。
 担当の女性教師は、役名は星野明子と言うらしいが、劇中では使われない。演じるのは中島葵さん。
 また、要所要所で時刻が表示されるのも、今回だけの演出だ。

 星野「今日の補習テスト、及び反省文の作成に、なぁぜぇ、あなたがた5人が呼ばれたか、よほく分かってるわねえ!」
 込み上げる怒りを抑え兼ねるように、ヒステリックに嘆く教師。
 いづみ(一体誰が、深町信太郎を戦場に送り込もうとしているのだろう?)
  
  
 教師の言葉など上の空で、今日一日共に過ごすことになった「クラスメイト」ひとりひとりを観察するいづみ。

 いづみ(この教師、生徒、それとも……)
 星野「いわばぁ、あなたがたは学校の廃棄物、不良品! うほん、反省文の内容によっては自主退学の勧告もありうるから、そのつもりで!」
 指し棒で、手にした書類を強く叩く。田代だけビクッと体を起こすが、他の4人は相変わらず無反応。
 彼ら、元々同じクラスなのか、別々のクラスなのか、手掛かりがないのではっきりしない。

 彼らのやりとりからして、学年はみんな同じ(2年?)のようだが。

 星野「ま、とにかく今日一日、3時半まで教室を一歩たりとも出ることを禁じます。無断で出れば、退学を希望したとみなします! いいですね」
 パシパシと机を叩きながら生徒たちの間を歩く星野。
  
 一方、校長室では、教育視察委員なる肩書きを持つ大道寺正樹(佐々木勝彦)が、5人の資料に目を通していた。
 その中に、いづみの写真を見て驚く大道寺。
 大道寺「稲垣ヒロコ……いづみだぁ。まさか……」
 稲垣ヒロコと言うのが、いづみがなりすましている生徒の名前である。
 ノックの音がして、星野教諭が入ってくる。
 星野「ほんとに、近頃の生徒はお恥ずかしい限りでございます」
 大道寺「いやいや、どこの学校にも更生の必要のある生徒は多いんですよ。文部局特別教育視察委員と言う私の立場は、それをつぶさに視察することです。私としては彼らの考え意見なども直接聞いて見たいですなぁ。特に、深町信太郎君」

 ドラマでは、文部省ではなく、文部局と名称を変えている。
 大道寺の言葉に、何故か我が意を得たり、と言うような顔で大きく頷く星野。
 次のシーンで、早くも石津が登場。例によって真っ暗である。
 石津「なに、いづみが?」
 大道寺「はい。我々の動きをどこかで掴んだのかもしれません」
 石津「構わん、いづみが我々の計画を知ったら、知ったで良い。大道寺、いづみに教えてやれ、お前の生きる道は戦場だと」

 早くも、大道寺が「謎の組織」の一味であり、今度の事件の背後に石津たちが存在することが(視聴者)にネタばらしされてしまった。まあ、別に長々と引っ張るようなネタではないのだが。
 舞台は再び教室。
 彼らが反省文を書いているのか、テストを受けているのか、はっきりしない。
 テストなら、星野が常に教室にいないとおかしいのだが……。
  
 カメラは、窓の外をパンしながら室内を映す。無論、これはセットである。
 深町、優子からポッキーを貰って食べながら、「秀才、おい、秀才」と、村山にしきりに話しかけている。
 深町「学校一勉強の出来るお前がなんでこんなとこにいんだよ?」
 村山「き、君に関係ないだろ」
 深町「みんな聞きたがってんだよ、なぁ?」
 深町は周りの生徒に同意を求めるが、シカトされる。

 村山「君たちがいつもやってることだ」
 深町「喧嘩かよ……、サボりか?」
 深町「女子トイレにドリルで、穴開けたとかさ」

 お前はいつもそんなことしてるのか?

 村山「全教科のテストを白紙で出したんだ!」
 深町「なんでだよ?」
 村山「知るもんかーっ!」
 村山、机の上の払い落とし、椅子を蹴って教壇の前に立つ。
 村山「自分でも、自分でも分からないんだ……」
 と、その場に崩れるように座り込む。

 深町が尚も「どうしてだよ」と追及すると、
 いづみ「もういいでしょう、やめなさい」
 後ろからいづみが凛とした声で制止する。
 深町「長期休校のワルが、正義の味方かよ!」
 このタイミングで、優子が「あたしーっ! あたし、あたし……村山君の気持ち分かる」などと言い出す。
  
 優子「私、水泳の選手としてみんなに期待されてたの……けど、泳げば泳ぐほどイヤになっていったわ。前は泳ぐのがただ好きだったのに……大会で私、ゴールの手前で泳ぐのをやめてしまったの」
  
 優子「優勝を前にしてって、みんなに叱られた」
  
 優子「でも、みんなの期待に応えるのに疲れたの! 村山君もそうでしょ? 誰かが引いたレールの上を、走るのがイヤになっただけ……」
 優子の言葉に、みんな黙りこくる。
  
 次のシーンでは早くも昼食の時間になっている。
 佐織の声「佐織が心をこめて作ったお弁当です。お勉強がんばってくださいね……?」

 佐織に貰った弁当を食べながら、同封されていた手紙を読むいづみ。
 佐織はいづみや恵子より年下だが、かなりのしっかり者なのだ。10話でも、花屋のバイトでいづみに指導していたほどだ。

 しかし、ここは「お勉強」より「お仕事」の方が的確な表現だったろう。
 第一、全然勉強しているようには見えない。
 みんなも持参の弁当を広げていたが、
 深町が「まだ自分のこと話してねえやつがいるな」と、面倒臭いことを言い出す。
 いづみ「あなたもね」

 なんで集団セラピーの告白タイムみたいなことをしなきゃいかんのだ?
 突然、深町、「田代、窓から机、放り投げろ!」と語気鋭く命じる。
 深町が「やれ、やれ、やれーっ!」としつこく命じると、
  
 田代は頭を抱えて「うわーっ」と叫び、いづみと深町の間の机を抱え上げると、いきなり窓に叩き付ける。
 実際は、こんなに綺麗には割れないと思うが、
  
 机は大きな音を立てて、ガラスの破片と共に外のアスファルトに落下する。
 深町「田代、お前黙ってろ、何があってもな」
 深町は田代の胸を拳で叩き、元の席に押し戻す。
 深町は倒れた椅子を起こして、自分の席に座る。
 すぐに、星野が血相変えて入って来る。
 星野「深町! ……そんなに、退学したいの?」
 深町「俺じゃねえよ」
 星野「嘘おっしゃい、こ、こんなことするのは、あなた以外にありませんっ!」
 いづみ「本当です、その人じゃありません!」
 いづみが証言するが、星野は不良娘のことなど相手にせず、
  
 星野「村山君、ほんとのこと言いなさい」
 と、秀才の村山に話しかける。
 村山は不貞腐れた顔で何も答えず、星野を無視して弁当をしまいはじめる。
 星野「深町が怖いの? そうねえ……分かりました! もう一度騒ぎを起こしたら、全員退学です!」
 星野はそう宣言して、教室を出て行く。
 深町はすぐ机の上に座り直し、
 「これで分かっただろ? いつだって悪いことは俺のせいなんだよ!」
 腹立ち紛れに椅子を蹴飛ばしてから、
 「俺に引かれたレールがあったとすれば、不良ってレールだけなんだ!」

 つまり、何かトラブルがあるといつも自分がやったと思われているのが悔しいです! と言うことらしい。
 ただ、今の机に関しては、深町が田代に無理矢理やらせたのだから、星野が深町を疑ったのは、あながち偏見だけとは言えない気もするのだが……。

 それに、深町が不良と思われるようになったのは、それなりのきっかけがあったと思うのだが、そう言うことへの細かい説明がないのが、このシナリオの甘さになっている。また、この深町の自暴自棄な態度が佐織の言う「補習授業に通うなってからおかしくなった」と言う意味なのか、それとも、最初から深町はこんな性格だったのか、その辺もはっきりしない。
  
 深町「悪かったな、田代」
 深町が穏やかなトーンで田代に詫びる。田代は、首を何度も横に振り、
 田代「僕は、いつも人の陰だった。勇気がないから、イヤだって言えなくてうちでも、何処でも気を遣って……」
 涙混じりに、自分のことを訥々と話しだす田代。
  
 田代「そのうち、居場所がなくなって……」
 最後は嗚咽する田代に、深町は歩み寄り、その背中を叩き、更に耳元に顔を近づけて何か囁くような動きを見せる。

 そして、いづみを見て、「これで自分のことを話してないのは、お前だけになったな、稲垣ヒロコ」と、しつこくいづみに自分語りをさせようとする。
 ところで、田代は、結局なんで補習授業を受けることになったのか、何の説明もしていないことに気付かされる。
 さっきのように、他人に強要されて何か悪いことをしたのだろうか?
 ここで、いきなり、マリーナのようなところへ場面が切り替わる。ここは、前回も出てきた「銀座ヨットハーバー」か?
 オープンテラスに座っている恵子たちのところへ、佐織がけたたましく叫ぶながら走ってくる。
 佐織「恵子さぁーん、分かった、分かった、分かりました!」
  
 恵子「教育視察委員?」
 佐織「他の学校でも、日曜学校の後やっぱり消えちゃった人がいるんです」
 アイとマーコもいて、スイーツを食べている。

 しかし、佐織の言い方では、深町も行方不明になったみたいである。
  
 佐織「全部に共通してるのが、教育視察委員なんです」
 言いながら、アイのスプーンを横取りして、アイのスイーツをすくって食べる佐織。
 恵子「やっぱり怪しいなぁ」
 祥子「うん、怪しい怪しい」
 アングルが変わると、祥子の姿も見える。しかし、祥子たちは今回の事件は関心がない。
 佐織、なおもスイーツを食べようとして、その腕をアイに押さえられるが、それでも口に運ぶ。

 恵子「分かった! あたしたちで裏取るからさ、佐織、いづみにそのこと伝えてくれる?」
 2度3度と、アイスを頬張りながら、頷く佐織。

 しかし、こんな短時間で、どうやって佐織はそんなことを調べ上げたのか?
 闇学中のネットワークを利用したのだろうか? ただ、仲間になったばかりで正式な闇学中のメンバーでもない佐織がその情報をもたらすというのは、ちょっと変かも。恵子が知って、佐織に、いづみに知らせるよう頼む方が自然だったかも。

 また、恵子が「裏を取る」と言っているが、これまたどうやって?
  
 さて、場面はすぐ教室内に戻る。
 いづみ、決然と、「話すわ、あたしのことを」と切り出す。
  
 いづみの言葉に、みんないづみの方を見る。
 いづみ「まだ誰にも話したことないけど……10才の時、事故で両親を一度になくしてから、あたしの人生は一変したわ。それまでは平和な家庭の普通の女の子だった」
 無論、いづみは稲垣ヒロコの名を借りて、自分自身のことを語ろうとしているのだ。

 他人に成り済ましていると言う気軽さもあっただろうが、信太郎たちに共感するものを覚え、自分のことを話す気になったのかもしれない。
  
 いづみ「引き取ってくれるって言う人もいたんだけど、あたしはひとりで生まれた町に残った」
 立ち上がり、歩きながら話し続けるいづみ。
 いづみ「いつかふらっと戸を開けて、父と母が帰ってくるような気がして……」
 教壇のところまで来て、
 いづみ「呼びかけても誰も答えてくれない、いつもひとりで考えて、ひとりで答えを出して……」
  
 いづみの話に聞き入る信太郎たち。

 しかし、ひとりで残るって言っても、さすがに10才の女の子がひとりで生きていくと言うのは……?
 ありきたりだけど、祖父母に育てられた、で良かったんじゃないの?

 いづみ「自分以外の何も信じなかった」
 いづみ「中学に入った頃にはもう、ワルのレッテルを貼られてた」

 いづみの言い方は、実際はそんなに「ワル」でもなかったと言うようにも聞こえる。孤児と言うことで、周りから偏見を持たれていたと言うことか? そのせいで、15才の頃には、実際に「アイスドール」と呼ばれる本物の不良になっていたと言うことだろうか? ただし、「アイスドール」時代についても、劇中では具体的にどんなことをしていたのか、さっぱり分からない。ま、喧嘩に明け暮れていたのは確かだろうが。
 いづみ「いつもひとりだった……」
 深町「俺もそうだった」
  
 いづみ、深町の言葉に振り返り、やがて肩の力を抜いて、とびっきりの笑顔を見せる。
  
 いづみと同じく「孤独」な信太郎たちも、笑顔になる。

 いづみ「話せて良かった!」
  
 深町「何かスカッとすることしたい気分だな」
 優子「こんなとこ抜け出してね!」
 深町「田代、お前何がしたい? 言ってみろよ」
 田代「うん……職員室、で、はは、サッカーやったらおもしろいんじゃないかなって」
 優子「職員室でー?」
 深町「サッカーかよ」
 村山「職員室ねえ」
 突拍子もない提案に、しばし考え込む深町たちだったが、やがて誰からともなく笑い出す。

 しかし、この展開は見ていて非常に唐突な感じを受ける。
 バラバラだった5人が、自分の胸のうちを話して徐々に打ち解ける……それを表現したかったと思うのだが、よりによって「職員室でサッカー」って……。管理教育に対する反撃も象徴しているのかもしれないが、それを提案した田代なんかは、深町たちとは違い、自分の性格で悩んでいるのだから、彼がそれを言い出すのも納得できない。村山や深町ならまだ分かるのだが。

 それに、普通に考えてそんな狭いところでサッカーやって、楽しいか?
 まあ、それはともかく、次のシーンでは「エスケープ!」のイントロと共に、がっちり手を重ねるいづみたちの姿。
  
  
 最初とは、別人のように明るい笑顔を見せ合う5人。
 一方、星野は職員室でひとり化粧を直していた。
 今日、学校には彼女しか教員はいないようだ。
 ガチャンと、ガラスの割れるような音がして、窓から外を見ると、校門から走り出て行く生徒たちの姿が見える。
  
 星野はすぐ建物の外へ出てくる。
 星野「しょうがないわね……はっ!」
 生徒たちの消えた方角を見るが、既に影も形もない。
 そう言う場合、諦めて校舎に戻るのが普通だと思うが、意外と教育熱心(?)な星野、そのまま走って追い掛ける。
  
 いづみたちは歩道からすぐ柵を越えて構内に戻っていた。星野が走っていくのを横目に見ながら、建物の陰から出てくる。
 いづみ「これでしばらく戻ってこないわ」
 深町「お前って、やっぱりワルだな」
 深町の言葉に首をすくめるいづみ。
 そして空になった職員室で、本当にサッカーを始めるいづみたち。いづみのホイッスルでスタート。
 ここからややスケッチ的に職員室サッカーの様子が描かれる。
 ま、サッカーと言っても、ゴールもチームも決めずにとにかくボールを蹴って回すと言う、球遊びに過ぎないのだが。
 ボールが当たって吹っ飛ぶ鉛筆削り。
  
 ピョンピョン飛び跳ねて、「こっちこっちこっちぃー!」と叫ぶいづみ。
 それに応じて村山が思いっきり蹴ったボールが、地球儀を直撃する。
  
 いづみ「あぁはぁー」
 大口開けて驚き、手で口を押さえる。とてもチャーミングだが、初期の少女コマンドーとしてのイメージが音を立てて崩れていくなぁ……。ちょっとはしゃぎ過ぎかも。
  
 同じく「こっちこっちこっち」と、叫ぶ優子。田代がヘディングしたボールは彼女の背後の棚のガラスを割る。
 優子も「うふふふふふっ」と口元を押さえて笑う。
  
 その後も、賞状の額や、蛍光灯が壊れる。これってただの器物損壊では?
  
 いづみにボールをぶつけられ、顔をしかめて笑う深町。最早サッカーでも何でもない。
  
 騒ぎを聞きつけて、大道寺からこっそりその様子を観察している。
 その頃、佐織がいづみに伝言する為、北洋高校に現れる。
 校舎内に入り、いづみを探す。
  
 いづみたち、荒い息をしながら教室に戻ってくる。
 田代「こんな楽しかったこと、生まれて初めて」
 村山「胸がスカッとしたよな」
 優子「ほんと楽しかったーっ」
 みんなで優子のポッキーをつまむ。

 やがて、いづみが深町の姿がないのに気付く。
 いづみ「深町君はー?」
 村山「あれー?」
  
 その深町、大道寺に校長室に連れて行かれていた。
 大道寺「退学だよ君、学校にとって無用と烙印を押されたんだ。両親からも学校からも見放されて、社会のクズとなるしか道はないねえ」
 大道寺の言葉に、険しい視線を向ける深町。

 大道寺、深町たちの職員室サッカーを見咎めて、それを理由に退学をちらつかせているのだろうか?
  
 佐織、やっといづみのいる部屋を見付け、ガラッと窓を開け、
 「いづみ先輩、教育視察委員に気を付けてください!」

 いづみたちは振り向くが、何も言わない。
  
 引き続き、大道寺と深町。
 大道寺「そう言う君でも、必要とする場所もあるんだ。そこでは、君は人々から尊敬され、英雄となれるかも知れん」
 深町「俺が?」
 大道寺「そうだ、君がだ。そうした教育機関で君は訓練を受け、強靭な肉体と精神を作り上げるんだ! そして人々を助ける勇敢な戦士となる。そう言う若者をこれからの世界は必要としてるんだ。どうだ、クズとなって街に埋もれるか、英雄となるか、その選択は君の自由だ」
 深町「俺、俺は……!」
 大道寺「英雄となれ、深町!」
 ここでCMとなるのだが、大道寺は以前から深町に誘いをかけていたのだろうか?
 これまでの描写では、二人は初対面とも顔見知りともどちらとも取れる。ただ、恵子は「日曜学校に通うようになってから〜」と冒頭で説明しているので、以前から同様の誘いを受けていたと見るのが自然だろう。

 しかし、それまでの深町の様子は、「戦場に行って英雄になれ」と言われている男には全然見えないんだけどね。
 彼らはこうやって言葉巧みに生徒たちを勧誘し、「謎の組織」の兵士として彼らを作り上げているのだろうか?
 無論、バイオフィードバック戦士の実験材料と言うことも考えられる。



アバン Aパート Bパート 予告

 一礼して、神妙な顔付きで校長室から出てくる深町。
    
 ちょうど、上階から降りてきたいづみと向かい合う。
 いづみ「深町君……!」
 深町は、無言でトレンチナイフ(?)を構える。深町が所持していたものか、大道寺から渡されたものか。
  
 深町「俺の前に立ちはだかるものを……誰だろうと倒す!」
 深町、いきなりいづみに襲い掛かってくる。
  
 ここから、BGM「ESCAPE」がスタート。カメラも下に移動する。
 シルエットに近くなるのだが、特にスタントに切り替わった感じはせず、俳優本人が演じている……と思う。
 いづみ、深町の腕を取って押し返し、「どうしちゃったの?」

 深町「お前を倒して、こんなチンケな町に、学校にオサラバだよ。俺は英雄になるんだ!」
 どうやら、大道寺によってマインドコントロールされている様子。
  
 突っ込んでくる深町をいなし、
 いづみ「目を覚まして! 深町君、あなたも私も、普通の人間……」
 いづみの説得に耳を貸さず、再びナイフを振るう深町。
  
 いづみは、深町の攻撃をすべてかわし、その腕を取る。
 いづみ「こんなことするために、生まれてきたんじゃないわ!」
 鍛え方の違ういづみ、バイオフィードバックなしでも、少し触れただけで深町の体をよろめかせる。
 ここは、俳優自身が演じているということもあり、見応えのある殺陣となっている。
 いづみ「思い出して! 職員室のサッカーを!」
  
 いづみの一言で、急に動きを止め、俯く深町。
 いづみの言葉をちゃんと理解しているのだから、マインドコントロールと言うより、単に大道寺に煽動された結果のようにも見える。しかし、「戦場に行って英雄になれ」と言われたくらいで、さっきまで仲良く遊んでいた女の子にナイフを持って襲い掛かるかね、普通?

 いつの間にか廊下へ出ていた大道寺、
 「深町、どうした、そいつは普通の人間なんかじゃない、特殊訓練を受けた、コマンドーだ!」
 コマンドーだ! コマンドーだ! コマンドーだ!

 いづみの脳内に、大道寺の声がリフレインする。
 いづみ「あなたは……」
 大道寺「深町やれい!」
 いづみ「あの組織の……」
  
 まだ目が覚めない深町、再び立ち上がっていづみを攻撃する。
 深町のナイフを持つ手を、ぎりぎりのところで止める。深町、力はそれなりにあるようだ。
 大道寺「いづみ、見せてみろ、あの力を」

 何故か、石津だけじゃなく、大道寺もバイオフィードバックを見たがる。
  
 いづみは反射的に、恵子の「大丈夫よ、何があったっていづみのあの力を使えば簡単よ!」と言う序盤の台詞を思い浮かべる。

 この恵子のアップは回想シーン用に別に撮ったもので、台詞も実際は「大丈夫、いづみのあの力さえ使えば何があっても簡単だからさ」と、だいぶ違う。まあ、別の時に恵子が言った言葉だったのかもしれないが。
  
 いづみ、悪夢を振り払うように「違う、違う、違う!」と叫びながら、深町の体を吹っ飛ばす。

 ま、そもそも、深町相手にバイオフィードバックを使う必要は全然ないのだった。
  
 深町、壁にしたたか体を打ちつけ、うずくまる。そのショックで漸く正気に返ったようだ。
 いづみは安堵の表情を浮かべるものの、いつの間にか大道寺が消えているのに気付き、廊下へ飛び出す。
  
 と言っても、すぐ目の前の校長室に入っただけなので、いづみがドアを開けて入ると、すぐ対面できる。
 大道寺、上着を脱ぎ、トレンチナイフを両手に持って、
 「いづみ、お前の力を、この手で試してやろう!」
 いづみ「人に戦わせ自分の手を汚さないあなたに、本当の戦いを教えてやる!」

 ……カッコイイ台詞だが、今まさに自分で戦おうとしている大道寺を前にしては、いまひとつピントが合ってない気もする。
 いづみの台詞が先で、その後で大道寺がナイフを構えるのなら、まだ分かるんだけどね。
 大道寺「なぁにぃーっ!」
 物凄い形相でいづみに襲い掛かる大道寺。ここで再び「ESCAPE」が流れ出す。
  
 ジャンプして、ナイフを振り回し、腹を蹴られて隅の観葉植物にぶち当たる。
 さすがに飛んだり跳ねたりは佐々木勝彦さんには出来ないので、これは明らかにスタントである。
  
 大道寺に突き飛ばされ、テーブルの上のファイルを押しのけながらうつ伏せに倒れるいづみ。
 そのいづみにナイフを振り下ろす大道寺は、佐々木さんに戻っている。
  
 攻撃をかわし、大道寺の背中に必死でしがみつこうとするいづみ。
 大道寺のナイフを、足をあらわにしつつ、身を引いて避ける。
  
 バランスを崩し、床に倒れるいづみ。そこへ大道寺が飛び掛るが、
 横合いから深町が割って入り、いづみを守ろうとする。大道寺のナイフが深町の体に刺さる。
 それでも、深町は大道寺を殴り返す。大道寺、ソファの上にひっくり返る。
 そのまま倒れ込む深町。
 その深町にチラッと視線を向け、
  
 大道寺を見る。
 このタイミングで、バイオフィードバックが発動。
  
 石津の「戦う意志が〜」と言ういつものフレーズが流れ、いつもの映像が挿入される。
 アップになった時、目の上にスーッと横に傷があるように見えるが、これは前髪の影か?

 カメラが、左目、右目、そして両目と、順によって、バイオフィードバック完了。
  
 僅かな時間だが、いつもの手ブレのような画面効果になる。
 大道寺の両手を受け止め、凄まじいパワーでテーブルの上にナイフを突き立てる。
  
 しばし睨み合うが、いづみはテーブルを跳ね上げる。
 この時、後ろの深町がちょっと体を動かすのが絵的に邪魔だ。
 で、ナイフの柄がまともに大道寺の額に入る。これは痛い。
 ここでスタントに切り替わり、大道寺は勢い良く吹っ飛ばされて、デスクを飛び越して奥の椅子の上に落ちる。
  
 大道寺「あうー」
 椅子ごと、ぐるっと回転する。

 大道寺も最後はこんなコミカルな顔になってしまう。
 いづみ「私は、私は化け物じゃない!」
 自分に言い聞かせるようにつぶやく。

 後ろから「そうだよ」と深町の声が応じ、いづみが振り向く。
  
 深町「君は可愛い普通の女の子だよ」
 深町「なんでかなぁ、助けちまった……」
 言ってから、傷を押さえる深町。いづみは思い出したように「大丈夫?」と駆け寄る。
  
 傷と言っても、ほんのかすり傷であったが、いづみはジャケットを脱がせ、可愛らしい柄のハンカチで巻いてやる。
 一瞬しか映らないが、しかし、この流血の感じは妙にリアルだ。
 深町「ありがとう」
 いづみ「三人の仲間が待ってるわ」
 互いに小さく頷く。

 しかし、これだけ騒いで「三人の仲間」が一切見に来ないと言うのは、やや寂しい。
 次のシーンでは、星野教諭が戻っていて、教室の窓や戸をバンバン叩いて中に入ろうとしている。内側から全て鍵がかかっているのだ。
 星野「開けなさい、あらっ」
 ところが、前方のドアには鍵がかかっていなかった。最初はかかっていたが、窓を叩いているうちに内部の人間が開錠したのだろうか。ちなみにこの時、教室のプレートが映り、ここが2-Bだと分かる。
  
 いづみたちは澄ました顔できちんと席についていた。最初とは座席が違うが。
 星野「きょ、教室を出ましたね。全員、退学っ! 退学ーっ!」
 優子がスッと立ち上がり、「誰も教室を出ていません、先生」

 星野「あーたには聞いていません!」
 だが、村山も「優子の言ってることは本当です、先生」と明言する。
  
 いづみ「出てません!」
 深町「出てねえよ」
 田代「出てません」
 他の三人も立ち上がって、キッパリ否定する。
 この時、田代の学年章が見えて、2-Aと読める。
  
 村山「補修テストと反省文、みなできましたんで帰ります。いいですね」
 村山が代表して言い、星野の返事も待たず、と言うか、完全に無視して教室を出て行く。

 しかし、やっぱりテストだったらしいが、試験官もいないのにやっても意味がないだろう。
 しばし茫然と突っ立っていた星野、教壇の上に置かれた反省文を手に取り、老眼なのか少し離して、読む。
 星野「私達は不良品以外の何物でもありません。深く反省します……」

 なんだかよく分からないが、こうして彼らは退学を免れたのだった。
 ただ、彼女がこの後、職員室の惨状を知れば、結局彼らは退学させられただろう。
 仲良く肩を並べて帰る5人。
  
 一部始終を部下から聞いている石津。
 部下「あの凄まじいパワーは研究データや大道寺程度の腕では決して、捉えることは出来ないでしょう」
 石津(食い気味に)「もういい! いづみはこれから私自身が直接担当する」

 なんか、大道寺による生徒のスカウトの話だったのが、偶然入り込んできたいづみの性能テストの話になっちゃってるけど。
 この部下、準レギュラーの滝沢(神名良二)だろうか?
 歩道へ出たところで、作戦(?)の成功を祝って、ハイタッチをする5人。
  
 「じゃ」「ありがとう」「またな」「じゃあね」と、手を振って左右に散る面々。残ったいづみと深町、握手を交わす。
 深町はそのまま無言で向かって右側へ歩き出す。

 実に呆気ない別れだが、村山たちは明日からまたこの学校へ来ていづみとも会えると思っているのだから当然であるが、深町はいづみが稲垣ヒロコではないと察している筈で、これっきり会えないかも知れないと分かっていると思うのだが、それにしては深町の態度はちょっとさっぱりし過ぎている。
  
 僅か一日の間でも、「仲間」と共に過ごせたいづみ、晴れ晴れと満足そうな顔である。
  
 視線を上げると、佐織と恵子が待ってくれていた。
 二人は、ハイタッチをしてから、固く手を握る。
 恵子「ありがとう」
 佐織「いいえ」
 と言う会話だが、恵子が佐織に礼を言うのは、ちょっと変じゃないかな。佐織はただいづみに教育視察委員に気をつけてと伝えただけなんだけどね。恵子のほうの、「裏づけ」とやらはどうなったのだろう?

 それに、深町は救えたけど、他の行方不明の生徒はそのまんまだしね。そのうちのひとりが、後にバイオフィードバック戦士・飛葉亮として彼らの前に立ちはだかったのかもしれない。
  
 いづみが駆け寄って、「こらぁ〜」とチョップをする真似をする。
 そのまま三人で歩き出す。
  
 佐織「良かったですね。うまくいって」
 いづみor恵子「うん」(どっちが言っているのかはっきりしない)
 佐織「これで一体、いくら儲かるんですか?」
 恵子「いくらかなぁ?」
 恵子、報酬もちゃんと決めずに仕事を受けたのだろうか?
 三人の後ろで、深町と田代が並んで帰っているのが見える。
 いづみ、立ち止まり、
 「洗濯機って、全自動と二槽式ってどっちが経済的かな?」
 いづみの疑問に、首を傾げる二人だった。

 いづみ、手で洗うの好きだもん、とか言ってなかったか?

 さて、ストーリーはこれで終わりだが、このエピソード、ひとつだけ管理人の頭を悩ましている問題がある。

 エンディングクレジットには、レギュラーを除き、以下の8名のキャストが表示される。

 中島葵……星野教諭
 佐々木勝彦……大道寺
 保坂尚輝……深町
 佐藤直幸……村山
 岩本宗規……田代
 久保田理香……優子
 神名良二……滝沢
 魚谷幸一……若月次郎

 資料などから、配役はこうなるのだが、分からないのが最後の魚谷(若月)である。
 この若月と言うのは、テレビジョンドラマの資料に明記されているのだが、劇中、どこを探してもそんなキャラは出ていない。若月と言う名前は、他の回で聞いた気もするのだが、魚谷幸一と言う名前は、この回でしかクレジットされていない、と思う。
 最後に石津に報告しているのは神名(滝沢)以外に考えられないし……。
 仮に、報告する部下が魚谷(若月)だとしても、今度は神名(滝沢)の名前が余ってしまう。

 最初から最後まで眼を皿のようにして見ても、魚谷or神名に該当する人物は発見できなかった。
 まあ、そんなに拘るような重要な問題ではないのだけれど。



アバン Aパート Bパート 予告

 今回の予告も恵子と佐織の掛け合い。

 恵子「5万円、やったね佐織! これでクリスマスパーティー思いっきりやっちゃお!」
 佐織「うん、賛成、恵子さん、クリスマスプレゼント贈るだけで5万円もくれるんですか。でもいづみ先輩また怒るかも」
 恵子「だいじょぶ、だいじょぶ」
 佐織「じゃあお正月もぱっちりですね!」
 恵子「なに考えてんだ、オメー?」

 映像的にはそれほど本編と違いはないが、
  
 長江英和が甲冑の持っていた剣を取る際、左の予告編では、偶然か、仕込みか、甲冑の手がちょうど肩をポンと叩くように置かれるのに対し、右の本編では、そう言う動きは見られない。